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労働衛生コンサルタント事務所LAOとは
労働衛生コンサルタントは、事業場の衛生についての診断及びこれに基づく指導を行います。代表は労働衛生コンサルタントの医師であり、産業医・顧問医もお受けいたします。
弊所では、有害業務の中でも化学物質系の有害業務に対する診断及び指導が得意です。特化物、有機溶剤、鉛、じん肺などに関する安全衛生のご相談をお受けいたします。難しいメンタルヘルス等の問題にも対応させていただきます。弊所の特徴として、提携機関と連携しシステムズアプローチによるメンタルヘルス対応を行うことも可能です。また、労働衛生に関する講師も承っております。
選ばれる3つの理由
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1.社会保険労務士事務所の併設
代表は医師ですが、社会保険労務士と労働衛生コンサルタントでもあります。労務管理、コンプライアンスに関する知識を有した産業医活動を行います。
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2.多彩な連携先
近年の産業医業務は急激な社会変化に伴い多様化し、医療関係の職種だけで解決できる問題でない場合が多く、多職種の関与が必要だと考えています。弊所では連携先にあるように多彩な信頼できる専門家と連携しており、連携のご提案をさせていただきます。
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3.産業衛生の専門家
代表は、中央災害防止協会や作業主任者講習での講師を行っております。近年、有害な化学物質に関する知識を有する医師を探すのが大変であるとのお話もお聞きいたしますが、なんでもご相談いただければと思います。
事業内容
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産業医・顧問医・スポット医師依頼
社会保険労務士、労働衛生コンサルタントである医師が産業医のご依頼をお受けいたします。労務管理の関与する難しい案件であっても多様なアプローチから解決をご提案いたします。
また、常時50人未満の産業医の選任義務のない事業所様についても、顧問医として産業医の業務に準じたサービスを提供させていただいております。弊所の医師は、化学物質管理専門家と作業管理専門家を兼ねていますが、このような医師はあまりいないのではないかと思います。なお、嘱託産業医として選任していただいた場合でも、外部の化学物質管理専門家、作業管理専門家の扱いになります。
また、その他、産業保健に関する短時間の医師へのご依頼をお受けいたします。ご依頼内容につきましては柔軟に対応いたします。 -
有害業務の対応
弊所は、化学物質、有害業務への対応も得意としております。2023年10月より、石綿含有建材調査者による調査の義務化により、新たに石綿の業務に関わる労働者の増加が見込まれますが、弊所は石綿やじん肺に関する健康管理を得意としておりますので、是非ご相談ください。船舶のアスベストへの対応も、船員向け産業医として受託できます。
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長時間労働・ストレスチェック面談、その他面談
長時間労働者への医師による面接指導、高ストレス者を対象とする面接指導を行います。医療に関する面談のみならず必要に応じて、キャリアコンサルティングも行います。
当方の医師は、医師の働き方改革に伴い導入された、長時間労働を行った医師に対する面接指導を行える面接指導実施医師であり。また、医療機関における労務管理の特殊性や実務に関する知識を習得した社会保険労務士である「医療労務コンサルタント」ですので、医療機関におきましては、面接指導のみならず、具体的な状況をお聞きしながら、課題に対応いたします。
その他の産業保健分野の医師面談のご依頼も柔軟に対応いたしますので、ご相談ください。。 -
外部の化学物質管理専門家・作業環境管理専門家への相談
化学物質の管理において、作業環境測定の結果が第3管理区分と評価された場合、当該事業者は外部の作業環境管理専門家から作業環境の改善可否等について意見を聴く必要があります。
また、化学物質による労働災害の発生またはそのおそれのある事業場について、労働基準監督署長が、事業者に対し、改善を指示することができます。改善の指示を受けた事業者は、化学物質管理専門家から、助言を受けた上で改善計画を作成し、労働基準監督署長に報告し、必要な改善措置を実施しなければなりません。
このような、外部の作業環境管理専門家や、化学物質管理者への相談をどこにすればいいのかわからないという場合があるかもしれません。弊所LAOの医師は、化学物質管理専門家(作業管理専門家)であるため、上記のような事案に対応することが可能です。 -
キャリアカウンセリング
部下がいつもと違うと気づいた上司より医師面談を行ってほしいと依頼があり、メンタルヘルスの問題として医師面談を行った結果、実はキャリアの問題であるという場面は非常に多いです。「キャリア」とは、過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すものです(厚生労働省)。必要に応じてキャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行います。
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カウンセリング・EAP (従業員支援プログラム)
カウンセリング・EAP(従業員支援プログラム)に関しましては、Veap Japan株式会社と提携しております。当所は、メンタルヘルスへの問題の一次予防として、Veap Japan株式会社の推奨する1on1が極めて有効であると考えております。
Veap Japan株式会社によるEAPプログラムのご利用に併せて産業医として選任していただければ相乗効果が期待できます。 -
メンタルヘルス対策
事業所内におけるメンタルヘルスの問題に対し産業医、顧問医として対応をいたします。通常の産業医が行う、厚生労働省等の指針等に基づく活動のほか、休職に伴う傷病手当金・障害年金等のアドバイスもあわせて行えます。事業所様に対しては就業規則の適用、ハラスメントの対応、労務管理等のアドバイスも行えます。難しいメンタルヘルスの案件にも対応させていただきますのでご相談ください。
しかし、一人の産業医・顧問医としては物理的な活動時間の制限もあり、大掛かりなメンタルヘルス対策は困難な場合があります。メンタルヘルスの問題にしっかり取り組みたい事業所様は、産業医・顧問医の選任に併せてVeap Japan株式会社との連携、システムズアプローチによるメンタルヘルス対策をお勧めいたします。 -
システムズアプローチによるメンタルヘルス対策
いわゆる「メンタルヘルスの問題」は組織の中と外にある様々な問題が相互に影響を及ぼし、その一端が問題として表面に現れてきているに過ぎないことが多いです。「メンタルヘルスの問題」は、不調を持つ従業員個人だけに焦点を当てるのではなく、会社を一つのまとまり〜システム〜として考え、そのシステムの不調としてとらえるべきという考え方が昨今注目されています。このように、問題の対象をシステム(まとまり)としてとらえるアプローチは“システムズアプローチ”と呼ばれます。
この“システムズアプローチ”を実践するためには、たった一人の医師・労働衛生コンサルタントだけでは困難です。 弊所では、頼りになる多職種の提携先の協力を得て、このシステムズアプローチの考え方をもとに対応させていただきます。
今までとは違う、メンタルヘルスへの対応にご関心がございましたらぜひお問い合わせください。 -
講師依頼
近年、有害な化学物質に関する労働衛生の講義ができる講師を探すのが難しいというお話をお聞きいたします。代表は労働衛生の講義につき実績がありますので、必要であればご相談ください。。
【講演実績】
中災防:衛生工学衛生管理者 (労働生理に関する知識、職業性疾病の管理に関する知識)
中災防:粉じん作業インストラクターコース、有機溶剤業務従事者教育インストラクターコース、酸素欠乏危険作業特別教育インストラクターコース、ダイオキシン類作業従事者特別教育インストラクターコース
作業主任者講習:有機溶剤作業主任者技能講習、特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習、石綿作業主任者技能講習、酸欠・硫化水素危険作業主任者講習 -
化学物質の自律的な管理
2023年4月より化学物質規制の仕組みが大きく変わります。これまでは特化則、有機則等による個別具体的な規制が中心でしたが、今後、自律的な管理を基軸とする規制に変化してゆきます。また、さらなる化学物質関連の法令の改正も予想されています。
化学物質の管理に重要な作業環境測定についても、個人サンプリング法の導入がなされており、今後、より現場と密着した対応が必要とされると考えています。
弊所労働衛生コンサルタントは、公衆衛生学分野で化学物質に関する研究、管理実務、安全衛生研修を行ってまいりましたが、これらの経験を活かして化学物質の自律的な管理体制づくりを行います。